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インド、映画封切りにデモ激化 ヒンズー団体「歴史破壊」と主張

 インド・ムンバイで「パドマーバト」の封切りに抗議するヒンズー教団体のメンバーら=12日(AP=共同)  インド・ムンバイで「パドマーバト」の封切りに抗議するヒンズー教団体のメンバーら=12日(AP=共同)
 インドの多数派ヒンズー教の団体が「歴史の破壊」と批判する映画「パドマーバト」が25日封切られた。上映に抗議するデモが各地で過激化し、バスの襲撃や道路封鎖に及ぶなど混乱が拡大。在インド日本大使館も映画館に近づかないよう呼び掛けている。

 映画は、西部ラジャスタン州にあったヒンズー教の王国がイスラム教徒の皇帝の侵略を受けた際、王妃が焼身自殺して抵抗を示した古い叙事詩が原作。王妃は「ヒンズー女性の名誉の象徴」として後に神格化された。

 この映画に王妃のダンス場面などが含まれることに対し、多数派ヒンズー教の高位カースト団体などが「不道徳で歴史をゆがめた」と主張した。

(1月26日17時54分)

国際(1月26日)