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奈良で若草山焼き 古都の夜空、赤く彩る

 古都奈良の夜空に浮かび上がった「若草山焼き」。手前は興福寺の五重塔=27日(午後6時21分から午後6時56分までに撮影した画像12枚を合成)  古都奈良の夜空に浮かび上がった「若草山焼き」。手前は興福寺の五重塔=27日(午後6時21分から午後6時56分までに撮影した画像12枚を合成)
 奈良市の若草山で27日、冬の伝統行事「若草山焼き」があり、山を覆う炎が古都の夜空を彩る光景に、麓の奈良公園などに集まった観光客らから歓声が上がった。

 午後6時すぎ、若草山から花火が打ち上げられ、ほら貝とラッパの合図で地元の消防団員約300人が火を山麓の草地に付けた。帯状の火が勢いよく燃え広がる様子を観光客らがスマートフォンで撮影していた。

 山焼きの起源は、若草山の山頂にある鶯塚古墳の霊魂を鎮めるため火を付けたのが始まりなど、諸説ある。明治時代から夜に行われるようになり、現在は先人の慰霊や防火を祈る行事となっている。

(1月27日20時14分)

暮らし・話題(1月27日)