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軟骨細胞から作った耳移植、中国 小耳症の子5人、3Dで造形

 「先天性小耳症」の子どもの耳(左)に、軟骨細胞から作製した耳を移植し1カ月経過した状態(上海交通大提供・共同)  「先天性小耳症」の子どもの耳(左)に、軟骨細胞から作製した耳を移植し1カ月経過した状態(上海交通大提供・共同)
 【ワシントン共同】生まれつき耳の扇形の部分が発達しない「先天性小耳症」の子ども5人の軟骨細胞を培養し、3Dプリンターを用いて作った耳を移植したと、中国・上海交通大のチームが30日までにオンライン科学誌に発表した。問題は起きておらず、移植は成功したとしている。

 耳の形成は、患者のあばら骨などから軟骨組織を取り出して行うことが多い。中国チームは、発達しなかった耳の軟骨細胞を取り出して培養したため「患者の負担がより少ない」という。また、耳の形を再現するには熟練の技術が必要だったが、チームは3Dプリンターを用いて軟骨を植え付ける「土台」を作る。

(1月31日9時59分)

医療・健康(1月31日)