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泉南石綿訴訟の記録映画上映 地元の大阪で

 舞台あいさつする原一男監督=3日午後、大阪府泉南市  舞台あいさつする原一男監督=3日午後、大阪府泉南市
 アスベスト(石綿)の被害を受けた元労働者や遺族が国に損害賠償を求めた泉南アスベスト訴訟の約8年半を記録したドキュメンタリー映画「ニッポン国VS泉南石綿村」が3日、地元の大阪府泉南市で先行上映され、監督の原一男さんや元原告らが舞台あいさつした。

 戦前から高度成長期にかけて泉南地域に集中した紡績工場で石綿を吸い、肺がんや中皮腫を患った元労働者らが国の責任を問い、裁判を闘った姿を描いた3時間35分の大作だ。

 訴訟は2006年5月に始まり、最高裁は14年10月、対策を怠ったとして国の賠償責任を認めた。映画は今年3月から各地で順次公開される。

(2月3日19時36分)

社会(2月3日)