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札幌火災、消火器使用の形跡なし 安否不明者2階に集中 

 火災があった共同住宅「そしあるハイム」近くの献花台で、手を合わせる女性ら=3日夜、札幌市東区  火災があった共同住宅「そしあるハイム」近くの献花台で、手を合わせる女性ら=3日夜、札幌市東区
 生活困窮者らの自立支援を掲げる札幌市の共同住宅「そしあるハイム」で11人が死亡した火災で、建物内に備え付けの消火器が使われた形跡がないことが3日、市消防局への取材で分かった。安否不明の11人のうち9人が2階に住んでいたことも判明。北海道警は、入居者が消火を試みる間もなく急速に燃え広がり、2階に住む人が逃げ遅れたとみて調べている。

 一方、漏電や配線不具合など電気設備のトラブルから発火した可能性が低いことも、捜査関係者への取材で分かった。道警は3日も現場検証を継続し、灯油を使った暖房や、たばこの不始末など、出火原因の絞り込みを進めた。

(2月3日23時20分)

社会(2月3日)