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燃料電池車、4万台目標未達に インフラ少なく販売低迷

 燃料電池車に水素を供給する水素ステーション=2015年4月、愛知県日進市  燃料電池車に水素を供給する水素ステーション=2015年4月、愛知県日進市
 燃料電池車(FCV)を2020年までに約4万台まで普及させるとする政府の目標が事実上達成不可能となったことが5日、分かった。水素ステーションなどインフラ整備が進まず販売が伸び悩んでいるため。電気自動車が世界的に次世代環境車の「主役」の地位を固める中、官民によるFCV開発は戦略の見直しを迫られる可能性もある。

 FCVは走行中に温室効果ガスを排出しないのが強み。しかし17年末時点の実績は2322台。手掛けるのはトヨタ自動車とホンダだけで、トヨタが9割超を占める。

 水素ステーションの建設費は1施設当たり4億~5億円。現状ではコスト回収が難しく数が増えていない。

(2月5日18時30分)

経済(2月5日)