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奈良の夫殺害、妻に無罪 死体遺棄は有罪、執行猶予判決

 奈良県安堵町で2016年、夫を殺害して県内の山林に遺体を遺棄したとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた妻川勝正枝被告(65)の裁判員裁判の判決で、奈良地裁は5日、殺人罪を無罪とし、死体遺棄罪で懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡した。求刑は懲役18年だった。

 西川篤志裁判長は判決理由で、被告が捜査段階で長女の陽子被告(42)=殺人と死体遺棄罪で起訴=をかばって虚偽の供述をした可能性があると指摘。事件当時、両被告のメモに共通の記載があったことなどを根拠に共謀したとする検察の主張を「論理に大きな飛躍がある」と退けた。

(2月5日19時10分)

社会(2月5日)