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作家の伊佐千尋さんが死去 ノンフィクション「逆転」など

 死去した伊佐千尋さん  死去した伊佐千尋さん
 本土復帰前の沖縄で起きた米兵殺傷事件を描いたノンフィクション「逆転」で知られる作家の伊佐千尋(いさ・ちひろ)さんが3日午前3時10分、前立腺がんのため横浜市の自宅で死去した。88歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻邦子(くにこ)さん。

 初の著作「逆転」で、米国の支配下にあった沖縄で起きた米兵殺傷事件を描き、1978年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。同作で事件の裁判に陪審員として参加した自身の経験を書いたが、関係者を実名で登場させたことで元被告の男性から「プライバシーを侵害された」と訴えられ、敗訴した。

(2月7日22時24分)

文化・芸能(2月7日)