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「23m以上の防潮壁必要」 東京地検、捜査資料作成

 福島第1原発事故を巡り業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の勝俣恒久元会長(77)ら旧経営陣3被告の第3回公判が8日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれた。弁護側は、東京地検が事故後に「原発の浸水を防ぐには高さ23メートル以上の防潮壁が必要だった」と結論付けた捜査報告書を作成していたと明らかにした。

 東電の子会社は2008年、国の地震調査研究推進本部(地震本部)が02年に公表した長期評価を基に、最大15・7メートルの津波が福島第1原発を襲うと試算。公判では、3人がこの試算を認識し、巨大津波襲来の危険性を予測していたかどうかが主な争点となっている。

(2月8日13時40分)

社会(2月8日)