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建設石綿訴訟で初の和解勧告 大阪高裁、控訴審が結審

 建設現場でアスベスト(石綿)による被害を受けた大阪や兵庫などの元労働者と遺族が国と建材メーカー22社に約6億9千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審が22日、大阪高裁(江口とし子裁判長)で結審し、高裁は判決期日を9月20日に指定した上で和解を勧告した。原告弁護団によると、全国で係争中の同種訴訟で和解勧告は初めて。

 同種訴訟では全国の地裁、高裁で国や企業の責任を認める判決が相次ぐ。弁護団の村松昭夫弁護士は「国の責任は8回も認められている。被害者が多く、将来的にも増えていく中で、和解勧告は早期解決に向けた裁判所の強い意思表示だと受け止めている」と歓迎した。

(3月22日20時25分)

社会(3月22日)