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米輸入制限、ロシアも報復検討 貿易戦争の様相深まる恐れ

 ジュネーブのWTO本部=2015年6月(AP=共同)  ジュネーブのWTO本部=2015年6月(AP=共同)  ロシア西部ニジニーノブゴロドの鉄製品工場で働く従業員=2日(タス=共同)  ロシア西部ニジニーノブゴロドの鉄製品工場で働く従業員=2日(タス=共同)
 【モスクワ、ジュネーブ共同】トランプ米政権が鉄鋼とアルミニウムに高関税を課す輸入制限を発動したことに対し、ロシア高官は23日、米国からの輸入品に対する報復措置の準備を検討する考えを表明した。インタファクス通信が伝えた。ロシア側は輸入制限により鉄鋼だけで少なくとも20億ドル(約2100億円)の損失があると試算しており、それに応じた対抗措置を取る可能性がある。

 既に中国が一部米国製品に最高で25%の関税を上乗せする構えを示している。23日の世界貿易機関(WTO)の会合では米国への批判が続出。今後2国間の対抗措置の応酬など貿易戦争の様相が深まる恐れがある。

(3月24日9時31分)

経済(3月24日)