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規制委がもんじゅ廃炉計画を認可 原子力機構、作業に30年

 高速増殖原型炉もんじゅの廃止措置計画を認可した原子力規制委員会=28日午前、東京都港区  高速増殖原型炉もんじゅの廃止措置計画を認可した原子力規制委員会=28日午前、東京都港区  福井県敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅ=1月  福井県敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅ=1月
 原子力規制委員会は28日の定例会合で、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)の廃止措置計画を認可した。計画には30年で作業を完了する工程が盛り込まれ、認可により、世界でもあまり例がない高速炉の廃炉作業に着手できるようになった。政府は必要な費用を3750億円と試算。ただ、取り扱いが難しい冷却材ナトリウムの具体的な抜き出し方法や核燃料の搬出先は決まっていない。

 国費1兆円を投じながらトラブルが続いたもんじゅは、ほぼ運転実績がないまま廃炉が決まったため、機構が引き続き作業を担うことへの懸念も強い。

(3月28日11時16分)

科学・環境(3月28日)