国内外ニュース

開発の地の原爆展、中止に 米ロスアラモス、反発懸念

 広島市と長崎市が来年夏、原爆が開発された米ニューメキシコ州ロスアラモスで計画していた原爆展が中止されることが30日、広島市の原爆資料館への取材で分かった。今も核関連の産業に携わる住民が多く、共催する予定だった現地の博物館の理事会で「住民に受け入れられないのでは」と懸念が示されたという。

 ロスアラモスは第2次世界大戦中、米国が原爆を開発した「マンハッタン計画」の拠点。米国での原爆展を巡っては1995年、首都ワシントンでの計画が退役軍人らの反発で事実上中止された例がある。

 原爆資料館によると、今年2月にロスアラモスの博物館側からメールで中止の連絡があった。

(3月30日10時33分)

社会(3月30日)