国内外ニュース

津波犠牲、遺族の請求棄却 無線管理が争点、仙台地裁

 宮城県名取市の津波犠牲訴訟判決で請求が棄却され、「不当判決」の垂れ幕を掲げる原告側弁護士=30日午後、仙台地裁  宮城県名取市の津波犠牲訴訟判決で請求が棄却され、「不当判決」の垂れ幕を掲げる原告側弁護士=30日午後、仙台地裁
 東日本大震災の津波で宮城県名取市閖上地区にいた長男ら家族4人が犠牲になったのは、防災行政無線が故障し、他の手段でも避難誘導が行われなかったためだとして遺族が市に約6800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁(高取真理子裁判長)は30日、請求を棄却した。

 無線の管理に不備がなかったかどうかや、防災計画に定められた広報車による避難誘導を行わなかった市の過失の有無が争点だった。

 訴状によると、2011年3月11日の地震発生直後、市は複数回、無線で避難を呼び掛けたが、震災の影響で故障し住民に伝わらなかった。

(3月30日15時57分)

社会(3月30日)