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高裁がミス、審理やり直し 判決資格ない裁判官、署名

 遺言の有効性が争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は30日、手続き上のミスを理由に二審東京高裁判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した。民事訴訟法は口頭弁論を担当した裁判官が判決を言い渡すと規定しているが、東京高裁判決には、弁論に関与していない裁判官の署名押印があった。

 遺言をした女性は2012年に死亡。沖縄県宮古島市に住む夫が、長女に全財産を渡すとした女性の遺言は無効と訴えた。一審東京地裁立川支部判決は請求を棄却した。

 高裁は昨年10月の判決で「遺言が女性の意思で作成されたとは言えない」と判断。長女側が上告していた。

(3月30日18時56分)

社会(3月30日)