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マララさん帰国に市民冷ややか パキスタン、嫉妬や反欧米

 3月31日、パキスタン・スワト地区を訪れたマララさん(中央)(ロイター=共同)  3月31日、パキスタン・スワト地区を訪れたマララさん(中央)(ロイター=共同)
 【イスラマバード共同】史上最年少のノーベル平和賞受賞者、マララ・ユスフザイさん(20)が約5年半ぶりに母国パキスタンに一時帰国したが、市民の反応は冷ややかだ。背景には貧富の差が激しい同国を出て英国で暮らすマララさんへの嫉妬や、伝統的価値観と相いれない欧米社会への反感などがある。

 マララさんが帰国した3月29日、パキスタン私学連盟はマララさんの自叙伝「私はマララ」にかけて「30日を『私はマララじゃない』日にする」と呼び掛けた。同連盟は13年の本の出版時にも私学での閲覧禁止処置を取った。どちらも「パキスタンやイスラム教を中傷している」などという理由だった。

(4月1日15時21分)

国際(4月1日)