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渋滞緩和が最大の課題 アジア大会、休校などで2割減

 インタビューに答えるジャカルタ・アジア大会組織委員会のエリック・トーヒル会長(共同)  インタビューに答えるジャカルタ・アジア大会組織委員会のエリック・トーヒル会長(共同)
 【ジャカルタ共同】インドネシアのジャカルタを中心に8月に開幕するアジア大会は世界最悪ともいわれる交通渋滞が最大の課題だ。大会組織委員会のエリック・トーヒル会長(47)が共同通信のインタビューに応じ、渋滞緩和のため期間中の休校を推進するなど「交通量2割減」を目標に掲げる意向を示した。

 ―対策は順調か。

 「大会成功の鍵は輸送問題だ。2020年東京五輪も同じ課題を抱えていると思う。先の平昌冬季五輪や東京五輪の対策も参考にしている。既に休校に合意した学校も多く、会社の時差出勤も進めている。特に選手村からの移動は送迎の専用レーン設置も検討しており、同時に警察による誘導なども準備している」

 ―施設の準備状況は。

 「当初はベトナムのハノイで開催予定だったが、財政難のため断念して引き継いだ。準備期間は限られていたが、計画通りに開催できることに自信を持っている。大半の主要施設は6月末までに準備が終わる。テロ対策も含めた警備態勢は国を挙げて進めている」

 ―韓国と北朝鮮が南北選手団の合同入場を推進する考えで一致した。

 「インドネシアは大小1万以上の島々から成り、民族も多数。多様性と調和、一体感を象徴する大会にふさわしい。大会スローガンの『アジアの活力』にもつながる」

 ―1962年以来2度目の開催。今大会のメダル目標は。

 「当時は日本に次いで2位だった。ただ時代背景も変わり、近年は中国や旧ソ連、中東諸国も強くなった。現実的には国別メダルでトップ10を目指したい。国技のバドミントンだけでなく、盛んな武術のシラットなど他競技も期待している」

(4月3日17時46分)

国際大会(4月3日)