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102歳自殺で遺族に東電謝罪 原発避難、「つらい決断させた」

 大久保美江子さん(左)に謝罪する東電福島本社の近藤通隆副代表(右手前から3人目)ら=5日午後、福島県飯舘村  大久保美江子さん(左)に謝罪する東電福島本社の近藤通隆副代表(右手前から3人目)ら=5日午後、福島県飯舘村
 東京電力福島第1原発事故での強制避難を前に自殺した福島県飯舘村の大久保文雄さん=当時(102)=を巡り、事故と自殺の因果関係を認め東電に損害賠償を命じた福島地裁判決を受け、東電福島本社の近藤通隆副代表らが5日、自宅を訪れて遺族に謝罪した。

 近藤副代表は、大久保さんの次男の妻で原告だった美江子さん(65)に「100歳を超えても元気にされていたおとうさまにつらいご決断をさせてしまい、本当に心苦しい」と謝罪し、仏壇に手を合わせた。その後、庭で大久保さんの100歳を記念して村が贈呈したハナミズキを眺めた。

 美江子さんは「今後は穏やかに暮らしたい」と語った。

(4月5日18時00分)

社会(4月5日)