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リニア開業「余裕ない」 JR東海、静岡県と対立

 JR東海の金子慎社長は5日、名古屋市で開いた記者会見で、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋間の2027年の開業目標について「どんどん余裕がなくなっている」と危機感を示した。南アルプストンネルの静岡工区に関し、大井川の流量減少対策を巡り静岡県と対立し、着工のめどが立たないためだ。

 金子社長は「思っていたよりも少し着手が遅れてしまって困っている。このままの状態が続くと開業に影響が出てしまうのでよくない」と述べ、静岡県との調整に努力する考えを強調した。

 リニア工事を巡る談合事件については「(ゼネコン各社との)契約は適切だった」とあらためて指摘した。

(4月5日22時51分)

経済(4月5日)