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福島・浪江町と東電交渉打ち切り 原発事故ADR

 東京電力福島第1原発  東京電力福島第1原発
 東京電力福島第1原発事故の慰謝料増額を求め、福島県浪江町の住民約1万5千人が申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、国の原子力損害賠償紛争解決センターは6日、和解の仲介手続きを打ち切ったと発表した。センターが示した慰謝料を全員一律に上乗せする和解案を東電が受け入れなかった。

 申立人は町民の約7割を占め、町が代理人になっていた。住民側は東電が支払っている1人当たり月10万円の慰謝料を月35万円にするよう求めていた。

 センターは現状に5万円を上乗せし、75歳以上の高齢者にはさらに3万円を上乗せする和解案を提示。町は受け入れたが、東電は拒否し続けていた。

(4月6日18時11分)

社会(4月6日)