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津波訴訟で遺族側控訴 防災行政無線故障、宮城・閖上

 東日本大震災の津波で宮城県名取市閖上地区にいた家族4人が犠牲になったのは、防災行政無線が故障したためなどとして遺族が市に損害賠償を求めた訴訟で、原告側は9日、請求を棄却した仙台地裁の判決を不服として仙台高裁に控訴した。

 判決によると、地震発生後、市は複数回、無線で避難を呼び掛けたが、故障しており住民に伝わらなかった。広報車による避難指示もなかった。

 原告側代理人の小野寺弁護士は会見で「一審で市が広報車の派遣を議論していないことが明らかになったのに、判決は十分に検討していない」と批判。遺族の「内容の薄い判決を後世に残してはいけない」とのコメントを発表した。

(4月9日12時51分)

社会(4月9日)