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リニアで補償求めて調停申し立て 山梨・南アルプス市の住民

 リニア中央新幹線が通過予定の山梨県南アルプス市の住民でつくる「南アルプス市リニア対策協議会」(志村一郎代表)が9日、JR東海に金銭補償などを求める民事調停を甲府簡裁に申し立てた。

 申立書によると、幅21・6メートルのリニア路線用地の両端から30メートル以内の住民が、リニア開業に伴い移転する場合の費用を要求。防音フードを設置して沿線住民が安眠できる騒音レベルに抑えることや、日陰が発生する住民への補償なども求めている。

 志村代表は「書面や電話で同社に要望や質問をしたが、具体的な補償内容が分からない。司法の力を借りて十分な説明をしてもらいたい」と話している。

 JR東海の東京広報室は、調停申し立ての報道は承知しているとした上で「(直接は)申し立てに関する事実関係が分からないのでコメントは控える」としている。

(4月9日13時56分)

社会(4月9日)