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銃殺判決の抑留114人を発表 旧ソ連、研究者がリスト作成

 記者会見で、旧ソ連の軍事法廷で銃殺刑判決を受けたとされる日本人のリストを発表する成蹊大の富田武名誉教授(奥)=9日午後、厚労省  記者会見で、旧ソ連の軍事法廷で銃殺刑判決を受けたとされる日本人のリストを発表する成蹊大の富田武名誉教授(奥)=9日午後、厚労省
 成蹊大の富田武名誉教授(日ソ関係史)は9日、東京都内で記者会見し、終戦後に旧ソ連に抑留中、軍事法廷で銃殺刑判決を受けたとされる日本人114人分のリストを発表した。ロシアの公文書館で見つけた書類などを基に作成した。

 富田氏は「銃殺された日本人がいることはあまり知られていない。国の責任で遺族に最期を伝えるべきだ」と指摘し、抑留者の支援関係者からは「日ロ両政府で全容解明に取り組むべきだ」との声が出ている。

 厚生労働省の担当者は「既に把握している資料を照合するとともに、外交ルートを通じてロシア側に資料の提供を求めたい」としている。

(4月9日18時35分)

社会(4月9日)