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シリア安保理、米ロが衝突 化学兵器疑い、機能不全

 シリアで化学兵器が使われた疑いを巡り、国連安全保障理事会の緊急会合で発言するヘイリー米国連大使=9日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)  シリアで化学兵器が使われた疑いを巡り、国連安全保障理事会の緊急会合で発言するヘイリー米国連大使=9日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)
 【ニューヨーク共同】シリア首都ダマスカス近郊の反体制派の主要拠点で化学兵器が使用された疑いについて、国連安全保障理事会は9日、緊急会合を開いた。米国はアサド政権の後ろ盾のロシアを強く非難。ロシアはアサド政権が化学兵器を使用した証拠はないと訴え、単独攻撃に踏み切る構えの米国を批判して激しく衝突した。

 シリア内戦での化学兵器使用を巡っては、米英仏とロシアが対立して安保理は機能不全に陥っており、この日の会合も同じ展開となった。

 米国のヘイリー国連大使は、化学兵器を使用するアサド政権をロシアがかばい続けていると糾弾し、使った者に「責任を取らせる」と警告した。

(4月10日9時41分)

国際(4月10日)