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紀伊半島、低水温でサンゴに被害 海流変化が影響か

 感染症にかかり、まだらに白くなったサンゴ=3月7日、和歌山県串本町沿岸(環境省提供)  感染症にかかり、まだらに白くなったサンゴ=3月7日、和歌山県串本町沿岸(環境省提供)
 三重県と和歌山県の紀伊半島沿岸のサンゴ群集にこの冬、低水温による被害が生じ、多くの地点で2割以上が死んだとの緊急調査結果を環境省が10日、発表した。暖流の黒潮が蛇行し、紀伊半島沖からそれた影響で記録的な低水温となったほか、感染症も発生して被害が拡大したとみている。

 環境省は3月、紀伊半島沿岸の20地点を調査。死んだサンゴの割合は、半島の西側ではほとんどの地点で2割を超え、特に和歌山県の白浜町、田辺市、みなべ町の調査地点では8割以上に及んだ。

 生きたサンゴが覆う面積の割合の「被度」が下がった場所も多く、和歌山県串本町などで大幅に低下した。

(4月10日18時36分)

科学・環境(4月10日)