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東電の津波対策保留「力抜けた」 元副社長判断に、社員証言

 福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力旧経営陣3人の公判は10日午後も、東京地裁(永渕健一裁判長)で東電社員の証人尋問が続いた。被告の武藤栄元副社長(67)が2008年に津波対策を保留したことについて、社員は「検討を進める方向だと思っていたので、力が抜けた」と証言した。検察官役の指定弁護士の尋問に答えた。

 他に強制起訴されたのは勝俣恒久元会長(78)と武黒一郎元副社長(72)。次回公判は11日に開かれ、指定弁護士と弁護側の双方が引き続き同じ社員を尋問する。

(4月10日20時57分)

社会(4月10日)