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国連安保理が米の決議案否決 シリア化学兵器でロシアが拒否権

 米国の決議案に拒否権を行使したロシアのネベンジャ国連大使(右)=10日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)  米国の決議案に拒否権を行使したロシアのネベンジャ国連大使(右)=10日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)  10日、ニューヨークで開かれた国連安全保障理事会で発言するヘイリー米国連大使(ゲッティ=共同)  10日、ニューヨークで開かれた国連安全保障理事会で発言するヘイリー米国連大使(ゲッティ=共同)
 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は10日、シリアでの化学兵器の使用者や使用状況を調べる新たな機関設置などを求めた米国配布の決議案を否決した。アサド政権の後ろ盾で常任理事国のロシアが拒否権を使った。

 新たな化学兵器使用疑惑を受けトランプ米政権がシリアへの軍事力行使を示唆する中、米ロはこの日も真っ向から対立。安保理の話し合いで疑惑解明に向けた妥協点を見いだせなかった。

 米国のヘイリー国連大使は「ロシアはシリアの人々ではなく(化学兵器を使い続ける)アサド政権という怪物を守った。この日は歴史に刻まれるだろう」とロシアを非難した。

(4月11日8時06分)

国際(4月11日)