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IMF、米政権の通商政策を批判 高関税「最善策でない」

 11日、香港で講演するIMFのラガルド専務理事(ロイター=共同)  11日、香港で講演するIMFのラガルド専務理事(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は11日、香港で講演し、トランプ米政権が貿易赤字の削減を掲げ、強硬な通商政策を連発していることを批判した。鉄鋼などの輸入制限に続き、中国製品に高関税を課す制裁措置の発動を検討していることを踏まえ「(貿易赤字のような)経済の不均衡に対処するための最善策は関税を課すことではない」と述べた。

 ラガルド氏は世界経済の動向を「引き続き楽観視している」としながらも、先行きには「暗い雲が垂れ込めてきた」と懸念を表明した。世界経済を低迷させかねないリスクとして、貿易摩擦などを挙げた。

(4月11日14時56分)

経済(4月11日)