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「終わった人」試写会に舘ひろし 「みっともない自分楽しい」

 内館牧子さんの同名小説を映画化した「終わった人」(6月9日公開)のサラリーマン・OL限定試写会が東京都内で開かれ、夫婦役を演じた俳優の舘ひろしと黒木瞳が登場した。

 サラリーマンであれば誰もが直面する「定年」にスポットを当てたコメディー。「西部警察」や「あぶない刑事」とは百八十度違った情けない男を演じる舘は「みっともない自分になっていくのが楽しかった」とあいさつした。

 中田秀夫監督から「ダサく、情けなく」なるよう求められたという舘は、「衣装合わせでは、おなかにあんこ(詰め物)を入れました。割と僕、どんなスーツでも似合っちゃうから大変なんですよ」と、二枚目俳優ならではの苦労を明かし、笑いを誘った。

 毎日愚痴ばかりこぼす夫を気遣う役の黒木は「すごくよく分かるんですよ。男の人っていろいろとしでかすんですよね。情けない夫に『そうじゃないでしょ。あなたは輝いていたでしょ』と叱咤激励する思いで演じました」と語った。

 客席からの質問タイムでは、石原プロモーションの働き方改革や契約問題についての質問が相次ぎ、舘はたじたじに。「うちは治外法権みたいなところ。契約書とかは無くて、なんとなくの雰囲気でいるんです。うちの事務所のことはほっておいていただきたい」と頭をかいた。

(4月11日17時46分)

文化・芸能(4月11日)