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東大の元教授は懲戒解雇相当 論文不正、退職金不支給

 東京大は27日、論文不正が認定された元分子細胞生物学研究所教授の渡辺嘉典氏は懲戒解雇相当と発表した。渡辺氏は2月末に退職、この時点で退職金の支給を差し止めていたが、不支給が決まった。

 東大は昨年8月、渡辺氏と元助教について、著名な科学誌サイエンスやネイチャーなどに発表した5本の論文でデータの捏造や改ざんなどの不正を認め、処分を検討していた。元助教は渡辺氏の指導下にあったとして懲戒対象から外した。

 当初、東大は調査対象の論文を渡辺氏が教授就任後に発表した33本としていた。だが、昨年末に追加で9本の論文について「不正なし」とした他は、調査しないとしている。

(4月27日17時01分)

社会(4月27日)