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「命の問題、告発は責務」 欠陥知らせたタカタ元社員

 タカタの欠陥エアバッグ問題を米当局に情報提供した元同社技術者のマーク・リリーさん(本人提供、共同)  タカタの欠陥エアバッグ問題を米当局に情報提供した元同社技術者のマーク・リリーさん(本人提供、共同)
 タカタの欠陥エアバッグ問題を米当局に情報提供した元同社技術者が共同通信の取材に応じ、告発動機を「人命の問題である以上、プロとして倫理上の責務がある」と説明した。告発で不利益を被る不安を、報奨金で和らげるなど通報者保護制度の意義を強調。報復を恐れたが妻も通報に賛成、励まされたと述べた。

 エアバッグを膨らませるのに使う薬剤の専門家、マーク・リリーさん(59)=米ニューメキシコ州在住=で、電話取材で語った。日本メディアに話すのは初めて。内部告発を促すため、日本でも公益通報者保護制度の充実が求められる。

(4月28日18時41分)

経済(4月28日)