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肝炎進むと腸内環境も悪化 細菌種類減少、名古屋市大

 C型肝炎の病状が進むにつれて患者の腸内にすむ細菌の種類が減り、腸内環境が悪化することを確認したと、名古屋市立大と九州大などの研究グループが、1日付の米科学誌電子版に発表した。

 グループの田中靖人名古屋市立大教授(肝臓学)は「腸内環境を整える善玉菌の投与などで、肝炎の進行や肝がんの発生を抑えられる可能性がある」としている。

 人間の腸内には、約千種類、100兆個を超える細菌がすみ着き、健康に深く関わっている。グループは病状の異なるC型肝炎患者計166人と、健康な23人の便を調べ、含まれる細菌の種類や数を比較した。

(5月1日17時11分)

科学・環境(5月1日)