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ES細胞治療、夏にも実施 国内初、肝臓病の子に移植

 国立成育医療研究センターは1日、体のさまざまな細胞になれる胚性幹細胞(ES細胞)から作った肝臓の細胞を、重い肝臓病の赤ちゃんに移植する国内初の臨床試験(治験)を夏以降に実施すると明らかにした。

 同センターは治験の計画を3月に国に申請。審査で問題は指摘されず、実施できることになった。

 ES細胞は人工多能性幹細胞(iPS細胞)とともに再生医療への利用が期待されている。ただ国内では、海外と比べて臨床応用が遅れていた。

 センターによると、治験の対象は、生まれつき有毒なアンモニアを肝臓で分解できない病気の赤ちゃん。ES細胞から作った肝臓の細胞を注入、分解を助ける。

(5月1日19時46分)

科学・環境(5月1日)