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ガンジス川沐浴「危険」と地元紙 汚染深刻、信者の危機感薄く

 ガンジス川のほとりで体を洗ったり、洗濯をしたりする人たち。傍らでは牛も水に入っていた=4月17日、インド北部バラナシ(共同)  ガンジス川のほとりで体を洗ったり、洗濯をしたりする人たち。傍らでは牛も水に入っていた=4月17日、インド北部バラナシ(共同)
 ヒンズー教徒が「聖なる川」とあがめるインドのガンジス川で、巡礼者が沐浴するのは「危険」と地元紙が警鐘を鳴らしている。昨年の政府調査で、最大で基準値の23倍のふん便性大腸菌が検出された地域もあり、汚染が深刻だからだ。しかし聖地の信者たちの危機感は薄い。

 中流に位置する聖地、北部バラナシでは川岸に沐浴場があり、多くの信者が水に入ったり口をゆすいだりしている。インドの多数派ヒンズー教徒はガンジス川の水に「罪を洗い流す効果がある」と信じている。

 インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは3月末、バラナシの調査地点で基準値に対し9~20倍の大腸菌が検出されたと報じた。

(5月1日20時31分)

国際(5月1日)