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樺太の町並み、詳細に 保険会社向け地図を確認

 大泊の火災保険特殊地図(日比谷図書文化館所蔵)  大泊の火災保険特殊地図(日比谷図書文化館所蔵)
 日本統治時代の樺太(現ロシア極東サハリン)市街地の詳細な地図が日比谷図書文化館(東京都千代田区)で確認され、熊本県立大の辻原万規彦教授(建築史)が当時の町の様子を調べている。保険会社が住宅などの火災保険料率算定に使ったもので、辻原教授は「景観や暮らしぶりがうかがえる貴重な資料」としている。

 日本は1905年から45年まで樺太南部を統治し、豊原(現ユジノサハリンスク)や大泊(現コルサコフ)などに終戦時約40万人の日本人が住んでいた。34年に民間会社、地図研究所(現都市整図社)が作製した「火災保険特殊地図」を日比谷図書文化館で保管していた。

(5月1日20時55分)

暮らし・話題(5月1日)