国内外ニュース

水俣病「救済終了」に患者ら反発 認定申請継続と水俣市長

 水俣病の原因企業チッソの後藤舜吉社長が1日、犠牲者慰霊式参列後に「水俣病特別措置法の救済は終了した」と発言したことについて、患者団体からは「人の命を奪った加害企業としての責任が全く感じられない」などと強い反発の声が出た。熊本県水俣市の高岡利治市長も「認定申請や訴訟も続いている。現時点では救済終了というのは難しい」と指摘した。

 水俣病不知火患者会の大石利生会長(77)は、後藤社長の発言を「まだ裁判で認定を得ようと闘っている人もいる中で、特措法で終わらせるなんてとんでもないことだ」と非難。「被害者救済で幕引きを図りたいとの意図が透けて見える」と憤った。

(5月1日22時37分)

社会(5月1日)