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大気汚染で年7百万人死亡 人口9割リスクとWHO

 PM2・5の大気中濃度が高まり、かすむ福岡市街=2016年1月  PM2・5の大気中濃度が高まり、かすむ福岡市街=2016年1月
 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は2日、微小粒子状物質「PM2・5」などによる大気汚染が世界的に拡大を続けており、肺がんや呼吸器疾患などで年間約700万人が死亡しているとみられると発表した。世界人口の約90%が汚染された大気の下で暮らし、健康被害のリスクがあると指摘。WHOのテドロス事務局長は「早急に対策を取らないと世界の持続的な成長は困難になる」と警告した。

 特に汚染が深刻なのはアジア・アフリカを中心にした低・中所得国で、大気汚染による死者の90%以上を占めるとした。一方、欧州や北米、日本などの高所得国では汚染度は低いとした。

(5月2日8時16分)

科学・環境(5月2日)