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硫黄山、宮崎側で2・4倍のヒ素 川内川下流、被害報告なし

 宮崎県は2日、鹿児島県に流れ込む川内川の宮崎側最下流の水質検査地点で、環境基準の2・4倍のヒ素が検出されたと発表した。霧島連山・えびの高原(硫黄山)噴火後、上流の硫黄山近くの長江川から基準の約200倍のヒ素が検出されており、宮崎県が関連を調べている。被害報告はなく「飲んでも直ちに健康に影響はないレベル」(県衛生管理課)という。

 鹿児島県伊佐市では4月下旬に川内川で大量の魚の死骸が見つかり、市が水質検査をしている。宮崎県は、鹿児島県に検査結果を提供。宮崎側では飲料水としては取水しておらず、県は農業用などの取水を控えるように注意を呼び掛けている。

(5月2日21時41分)

科学・環境(5月2日)