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認知症の原因物質減少を確認 理化学研、ゲノム編集で

 マウスの脳に蓄積したアミロイドベータ(緑色)の顕微鏡写真。ゲノム編集で遺伝子の特定の領域をなくしたマウス(右)は、特定の領域が残っているマウス(左)よりも蓄積が少ない(永田健一・理研研究員提供)  マウスの脳に蓄積したアミロイドベータ(緑色)の顕微鏡写真。ゲノム編集で遺伝子の特定の領域をなくしたマウス(右)は、特定の領域が残っているマウス(左)よりも蓄積が少ない(永田健一・理研研究員提供)
 特定の遺伝子領域が失われると、アルツハイマー病の原因物質が蓄積しにくくなることが分かったと理化学研究所のチームが、4日付の英科学誌に発表した。遺伝子を自由に改変できるゲノム編集技術を使ったマウスの実験で発見した。

 理研の西道隆臣チームリーダーは「特定の遺伝子の働きを抑える『核酸医薬』によって、アルツハイマー病の発症を予防できる可能性がある」と話している。

 アルツハイマー病は、アミロイドベータという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞が死滅することが原因で発症するとされる。

 チームは、アミロイドベータがほとんど蓄積しないマウスを発見。受精卵をゲノム編集して調べた。

(5月4日19時01分)

医療・健康(5月4日)