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金融危機防止へ円融通拡大 日中韓ASEAN財務相会議

 4日、マニラで開かれた日中韓とASEANの財務相・中央銀行総裁会議に臨む麻生財務相(左)と黒田日銀総裁(共同)  4日、マニラで開かれた日中韓とASEANの財務相・中央銀行総裁会議に臨む麻生財務相(左)と黒田日銀総裁(共同)
 【マニラ共同】日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)は4日、財務相・中央銀行総裁会議をマニラで開き、金融協力の強化策を協議した。日本はシンガポール、インドネシアとの間で通貨交換協定を延長・拡大し、金融危機を防止するため緊急時に円を融通する支援枠組みを両国にも広げることで合意した。現地で円を調達しやすくしてドル依存を低減し、アジア経済の安定につなげる狙いがある。

 会議には麻生太郎財務相と黒田東彦日銀総裁が出席。共同声明を採択し、4日夜に閉幕する。

 円融通の枠組みは、投資資金が引き揚げられて自国通貨が急落するような危機に備える。昨年のフィリピンが第1号。

(5月4日19時53分)

経済(5月4日)