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幣原元首相の直筆原稿か、宮城 9条強調、軍備に警鐘

 幣原喜重郎の直筆とされる原稿のコピー(本間俊太郎さん提供)  幣原喜重郎の直筆とされる原稿のコピー(本間俊太郎さん提供)
 戦後2番目の首相として現憲法の制定に関わった幣原喜重郎(1872~1951年)の直筆とされる原稿が、宮城県加美町の住宅に保管されていたことが4日、分かった。憲法9条の意義を強調し「他国の侵略より救う最も効果的なる城壁は正義の力である」と、軍備の拡充に反対し、警鐘を鳴らしている。

 所蔵していたのは元宮城県知事の本間俊太郎さん(78)。「年頭雑感」の題で原稿用紙9枚に万年筆で書かれ、ラジオ放送用と伝わるという。

 作成時期は不明だが、文中に「講和会議を目前に控え」との記述があり、51年9月のサンフランシスコ講和会議を前にした同年1月ごろ書かれたと推察される。

(5月4日19時57分)

社会(5月4日)