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「津波犠牲の友忘れない」 宮城、当時中3の男性が語り部

 東日本大震災で息子を亡くした(左から)大川ゆかりさん、丹野祐子さんとともに経験を語る吉田耕貴さん=5日午後、宮城県名取市  東日本大震災で息子を亡くした(左から)大川ゆかりさん、丹野祐子さんとともに経験を語る吉田耕貴さん=5日午後、宮城県名取市
 東日本大震災で700人以上が犠牲になった宮城県名取市閖上地区で、当時閖上中3年だった吉田耕貴さん(23)が5日、被災経験を伝える語り部を初めて体験し「直後は友達が津波で犠牲になったとは信じられなかった。亡くなった14人を忘れず、生きた証しを伝えていきたい」と話した。

 この日は同市のNPOが運営する伝承資料館で開かれた講話会に、閖上中に通っていた息子を失った母親らとともに語り部として参加した。

 吉田さんは、野球部の1学年下の後輩だった大川駿さん=当時(14)=について「どうやったら投球フォームが良くなるかを一緒に話し合った」と振り返った。

(5月5日17時57分)

社会(5月5日)