国内外ニュース

米金融政策の過大評価をけん制 FRB議長、新興国影響で

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は8日、スイス・チューリヒでの講演で、米金融政策が新興国に与える影響を「誇張すべきではない」と述べ、市場が米金融政策の影響力を過大に評価することをけん制した。新興国への影響を理由に、金融政策運営が縛られるのを懸念した発言とみられる。

 FRBは段階的に利上げを進めており、次回は6月に実施する見通し。最近では利上げ加速観測から米債券市場で長期金利が上昇。新興国から資金を引き揚げ、米国に移す動きもある。アルゼンチンの中央銀行は、通貨下落対策として政策金利を40%とする緊急利上げに追い込まれた。

(5月8日17時47分)

経済(5月8日)