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米抜きの核合意存続交渉へ イラン、濃縮再開も示唆

 8日、テヘランでテレビ演説するイランのロウハニ大統領(イラン大統領府提供・AP=共同)  8日、テヘランでテレビ演説するイランのロウハニ大統領(イラン大統領府提供・AP=共同)
 【テヘラン共同】イランのロウハニ大統領は8日、トランプ米大統領の核合意離脱表明を受けてテレビ演説し「イランは合意を履行してきたのに、米国は決して順守することはなかった」と猛反発した。米国抜きの合意存続が可能か、欧州などの当事国と交渉に乗り出す方針も表明。国益にそぐわないと判断すれば「工業用のウラン濃縮活動」の再開もあり得ると警告した。

 今後、イラン国内でも反米の保守強硬派が台頭し、核合意を破棄するよう圧力を強めるのは必至。欧米との協調路線を推進し、核合意を導いた穏健派ロウハニ政権は窮地に立たされそうだ。

(5月9日5時27分)

国際(5月9日)