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日中、衝突回避へ相互通報体制 6月始動、尖閣棚上げし首脳合意

 安倍首相(左)との会談を前に栄誉礼を受けた中国の李克強首相=9日午後、東京・元赤坂の迎賓館  安倍首相(左)との会談を前に栄誉礼を受けた中国の李克強首相=9日午後、東京・元赤坂の迎賓館
 安倍晋三首相は9日、中国の李克強首相と東京都内の迎賓館で会談し、自衛隊と中国軍が偶発的に衝突する不測の事態を避けるため、防衛当局間の相互通報体制「海空連絡メカニズム」を始動させることで正式合意した。6月8日に運用を開始する。中国艦船による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海侵入などの懸案を棚上げし、関係改善のアピールを優先させた形だ。

 両氏は安倍首相の年内訪中を実現する方針で一致した。その後の共同記者発表で、安倍首相は李氏から訪中要請を受けたと明らかにした上で「首脳同士が容易に往来する関係を構築したい。適切な時期に訪中することを楽しみにしている」と表明した。

(5月9日21時27分)

政治(5月9日)