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富士山に「農鳥」出現 春の訪れ、8合目山肌に

 富士山の8合目付近の山肌に出現した「農鳥」(円内)=11日、山梨県富士吉田市  富士山の8合目付近の山肌に出現した「農鳥」(円内)=11日、山梨県富士吉田市
 富士山8合目付近の山肌に、春の訪れを告げる「農鳥」が11日までに出現した。残雪が頭を上にして飛んでいく鳥のように見え、地元では古くから田植えや農作業を始める時期の目安とされる。

 麓から毎年、農鳥を確認している山梨県富士吉田市富士山課の担当者は「毎年形が違う。今年は10日に降った雪の影響で、薄いベールをまとったような珍しい形になっているので、実際に訪れて見てほしい」と話す。

 農鳥は、富士山の歴史を紹介した江戸時代後期の書物「隔掻録」にも記述があり、例年は4月下旬~5月中旬に現れる。晴れの日が続けば、1週間ほどで消えてしまうという。

(5月11日17時01分)

暮らし・話題(5月11日)