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長崎市の被爆者3万人切る 進む高齢化、他界で減少

 長崎市は15日、市内在住の被爆者が3月末で2万9064人となり、初めて3万人を切ったと明らかにした。平均年齢は81・67歳で前年同期と比べ0・66歳上昇した。被爆者健康手帳を持つ市民の数は、1974年度末の8万3289人をピークに、他界などによる減少が続いている。

 市や厚生労働省ホームページによると、昨年3月末で全国の被爆者健康手帳所有者は16万4621人。このうち長崎市民は3万813人だった。

 長崎市では昨年、日本原水爆被害者団体協議会の代表委員を務めた谷口稜曄さんが88歳で、反核運動の理論的支柱だった元長崎大学長の土山秀夫さんが92歳で、亡くなった。

(5月15日20時46分)

社会(5月15日)