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男性患者は病院到着 脳死ドミノ肝移植準備


1月21日(日) 掲載 

 国内初の脳死ドミノ肝移植へ―。信大病院(松本市)は二十日、市立川崎病院(川崎市)で法的に脳死と判定された五十代の女性から提供される肝臓を、難病アミロイド・ポリニューロパシーの患者で愛知県内在住の男性(36)に移植手術する準備に入った。信大病院の橋倉泰彦・第一外科講師ら肝臓摘出チーム六人は同日夜、市立川崎病院に到着。患者の男性も同夜、移植に備えて列車と救急車で信大病院に搬送された。二十一日未明になってドミノ肝移植が決まった。生体のドミノ肝移植は信大病院ではこれまで二例実施。今度は国内で初の事例になり、病院は一気に緊張に包まれた。

 雪の影響で他の臓器の摘出チームも含めて移動に時間がかかっており、肝臓摘出開始は二十一日未明になる見込み。信大病院への肝臓の搬送は、長野新幹線を使って長野経由で列車で行う考えで、同日午前九―十時ころの到着を予定している。患者の男性は、雪のため名古屋からの列車での移動に時間がかかったが、二十日午後十一時ころ、信大病院に到着した。

 橋倉講師は同日、松本市内で開いていた県内の脳死移植臓器提供施設の連絡会で講演中、日本臓器移植ネットワーク(東京)から携帯電話に肝臓提供者の発生の連絡が入ったため、急きょ切り上げて信大病院に戻り、摘出に向かった。




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