NAOC運営基本計画を決定 子供参加、自然と共存、友好の祭典


 長野冬季五輪組織委員会(NAOC)総会は二十三日、都内で開き、九八年長野五輪の「大会運営基本計画」を決めた。

 「長野オリンピックがめざすもの」として、(1)子供たちの参加促進(2)美しく豊かな自然との共存(3)平和と友好の祭典の実現―の三つを柱に据えた。それぞれの目的に沿って▽聖火リレーや開・閉会式、国際ユースキャンプなどへの子供たちの参加。大会の子供入場券の割引▽屋内競技施設への省エネシステム、低公害車の運行▽大会一年前からの国際色豊かな文化・芸術プログラム―などを実施する。

 このほか、経費削減、もてなし、情報システムなどの利用に配慮した運営を心掛け、「愛と参加のオリンピック」として語リ伝えられる大会にしたいとしている。

 また、競技、式典、輸送、宿泊、警備など部門別に基本計画をまとめた。新年度は実施計画の策定に入リ、ボランティア研修も本格化させる。

 総会では任期満了に伴う役員改選を行い、斎藤英四郎会長(スポーツ振興資金財団会長)を再選。吉村午良(長野県知事)塚田佐(長野市長)古橋広之進(日本オリンピック委員会会長)堤義明(全日本スキー連盟会長)の四副会長と、小林実事務総長も再任した。任期は九七年三月までの二年。

(1995年3月24日 信濃毎日新聞掲載)