花馬祭りは約二百八十年前から続く同町田立の五宮(いつみや)神社の例祭。竹ひごにとりどりの色紙をつけ、稲穂に見立てた三百六十五本の「花」を背負った木曽馬三頭が練り歩く。
「花」は厄よけや田の虫よけになるといわれ、境内で行列が三周した後、観衆が「花」を奪い合うのがクライマックスだ。
五日、町に参加を要請した中島靖人・総合プロデューサー事務局長は「『愛と参加』という大会理念にぴったり。馬の数など祭りをそのまま採用することはできないが、伝統を損なわないように話し合い、協力していただければ」という。
「花」づくりは手仕事のため、町は参加内容の決定前から余裕を持って進める方針。楯種臣町長は「世紀の祭典への参加は大変名誉なこと」と話している。
(1997年6月7日 信濃毎日新聞掲載)